
文化施策に関する勉強会

国分寺市文化振興市民会議員の「文化施策に関する勉強会」で、三鷹市芸術文化センターで開催されている展覧会を鑑賞してきました。講師は武蔵野美術大学教授の杉浦幸子先生。実際の作品を前に、東京都渋谷公園通りギャラリー学芸員大内郁さんのお話もうかがうことができました。
アール・ブリュット巡回展2024の詳細は 公式サイト をご覧ください
アートを身近に アートをつなぐ人々

資料
アートを「生み出す人」と「鑑賞する人」。それを「つなぐ人」がいます。このつなぐ人々の努力に触れられた講演会でした。
乳幼児連れで鑑賞できる「バギーで鑑賞」、赤ちゃん主役でアートを鑑賞してもらう「赤ちゃんとびじゅつかん」、視覚に障害のある人にも鑑賞してもらう方法、だれもが利用できるミュージアムをめざす様々な試みを紹介いただきました。
また、「アートを生みだす人」は有名なアーティストやアートを専門的に勉強した人ばかりではありません。専門的な教育を受けずとも生み出されたアートを拾い上げ、多くの人々に紹介していく試みの一例が今回の展覧会でした。

紹介していただいた本
アール・ブリュット2024巡回展 抽象のラビリンス
開催日初日、オープン直後の会場です。



大人の目線に合わせて展示されているもの、子供に合わせて展示されているもの、色々です。





感想
アール・ブリュット・・・全く知りませんでしたが、覚えました。
思いもよらないような題材にびっくりもしました。あまりの細かさに驚いた作品もあります。じっと見ていると吸い込まれそうな作品もありました。抽象画にはどちらかという苦手意識をもっていたのですが、アーティストの心の内面のエネルギーをダイレクトに感じるには抽象画なのかな、なんて思ったり・・・・。
鑑賞後の他の方々の感想を聞くのも楽しく、最終的には面識のないアーティストさんを含めた人と人との心のつながりを感じられる一日になりました。7人のアーティストさんと私たちを、作品を通してつないでくださった関係者の方々に感謝です。
(記:小野)
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