令和6年度文化講座 もっと知りたいシリーズ12 講演会 アートを身近に 2025.3.16

アートをうみだすひと、うけとるひと、つなぐひと

令和6年度の文化講座~もっと知りたいシリーズ12~の講演会が令和7年3月16日にリオンホールで開催されました。講師は杉浦幸子先生。当日の模様をお伝えします。

当日はあいにくの雨。出足が心配されましたが多くの方が来場されました。

講師の杉浦幸子先生。

自然光が差し込む美術館でアートを前に幼児が自由にくつろぐ光景、赤ちゃんや子供を対象としたアート鑑賞の試み、グループでの美術館めぐり企画、障害のある人たちが独自の作品を生み出している工房など、さまざまな場面をご紹介いただきました。

アートを「つくるひと・うけとるひと・つなぐひと」・・・お話を聞くと、誰でも「つくるひと・うけとるひと・つなぐひと」のそれぞれどれにでもなり得るのだと気づかされます。

人と人とのつながり

後半は体験編。「うみだすひと、つなぐひとに会ってみましょう」「アートをうけとって、つないでみましょう」「国分寺ではどのような取り組みができるでしょう」と続きます。

触って感じるアート。目を閉じて触ってみます。
右のチラシ、色の部分が点字のようになっています。
前のテーブルに置かれた参考資料
2023年に国分寺で開催されたフォトプロジェクト展 cocobunjiカフェローカルで展示されました
学生さんが参加者ひとりひとりに手渡しで配ってくれたチラシです。今月ですね。

行きついたところは、アートをつなぐのに大切なことは「人と人とのつながり」だということでした。きっかけ作りにおいても、説得力においても。特に、直接的な人と人とのつながりは効果大。これはアートに限ったことではないけれど、この講演をきっかけに、アートを囲んで集まれる場・アートについて語り合える機会・日常会話の中でのアートが、国分寺で増えていくことを期待したいです。

【講演会終了後】美大生によるワークショップの様子

武蔵野美術大生によるワークショップが多目的スペースで開催されました。 朝早くからの準備、ご苦労様でした。
なかなかの盛況ぶり

感想

杉浦先生の「アートをどんな人にもつなげたい」という熱意が感じられた講演会でした。

「赤ちゃんや子供のアートとのかかわりは、親世代のアートとのかかわりにもつながる。また幼いころのアートとのかかわりは、きっと成長してからアートに関心を持つ種になるはず」と。考えられることをひとつひとつやっていく先生の地道な取組みを知ることができました。

自分のことを考えてみると、有名アーティストの「○○展」・「○○美術館展」がやってくる!など、大々的な宣伝を目にした時に行ってみようかと出かける程度。気まぐれ「来館者~うけとるひと」でしかなかったのですが、これからは鑑賞したら感想をもっと誰かに伝えてみたい、また身近にあるアートにもう少し関心を持っていきたい、と思ったのでした。

記:小野

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